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赤ちゃんの頭の形外来

生まれたばかりの赤ちゃんの頭蓋骨は柔らかく、頭蓋縫合と呼ばれる頭蓋骨の間のつなぎめもまだ開いていることから、向き癖などの外力によって容易に変形をきたしてしまいます。生後1ヶ月くらいの時期に頭蓋骨が平たくなると、均等に首振りができないため、さらに歪みが拡大して目立ってしまいます。乳児突然死症候群を防止するために仰向け寝が推奨されるようになってから、頭の形を気にされる方が増えています。

 

10/20に赤ちゃんのあたまの形 測定会第二回を開催します。お申し込みはBerry社専用サイトから可能です(当院からの予約はできませんのでご了承ください)。

 

赤ちゃんの頭の歪みと位置的頭蓋変形症

赤ちゃんの頭が変形することを「位置的頭蓋変形症」と呼びますが、脳の成長や発達には影響はありません。また、成長とともに自然に改善する傾向にありますが、重度の歪みが生じるとそのまま改善しない可能性も指摘されています。

ヘルメット治療の仕組みと効果

近年、頭蓋形状矯正ヘルメットが医療機器として認可され、広く普及しています。現在では数千人もの赤ちゃんがこの治療を受けるようになりました。

ヘルメット治療は、ヘルメットで頭を押さえつけて形を戻すのではなく、頭蓋骨の自然な成長の方向をコントロールする治療法です。平らな部分の成長を他の部分に追いつかせるように促し、整った頭の形へと導きます。赤ちゃん一人一人の頭の形に合わせ、オーダーメイドで作成されます。

治療の対象期間と装着について

治療は、2ヶ月から半年にわたって行い、1日23時間を目標に装着します。装着中の衛生面や快適性にも十分に配慮された設計となっています。治療の詳細は以下の通りです。

対象月齢 首が座った生後3ヶ月〜12ヶ月(6ヶ月までの開始を推奨)
装着目標時間 1日23時間
治療期間 約2ヶ月〜6ヶ月

月齢7ヶ月以上で開始する場合、治療期間が通常より長くなったり、十分な効果が得られない可能性があります。検討されている場合は、早めのご相談をおすすめします。

病気が隠れていないかを確認する精密検査

頭蓋骨の変形の中には、頭蓋縫合早期癒合症という病気が原因で起こるものがあります。この病気の場合は発達に影響を及ぼしたり、専門的な手術や治療が必要になったりするため、正確な診断が不可欠です。当院では、初回外来では診察、超音波検査やレントゲンを用いて縫合線の状態を詳しく確認します。なお、これらの初回外来の診察と検査については保険適用となります。

また、ヘルメット治療を考慮されてる方には、その際に3Dカメラによる計測を行い、より詳細な頭部の形状を分析します(分析にお時間を要するため、検査結果ができてからのご説明になります。また日祝日や平日17時以降などの計測の場合、解析会社の営業日の関係で、結果は翌営業日になります)。お子さんの頭は日々成長するため、計測からヘルメット発注までのデータの有効期限が3日となっております(装着までの期間は2週間程度が望ましいため、発注までの時間が空く場合には再撮影になります)。そのため、ヘルメット治療を考慮されている方には平日のご来院をお勧めしております。診察、検査、撮影、結果解析にお時間を要するため、時間に余裕をもってお越しください。

*土曜日もデータセンターに対応いただき、解析受付が可能となりました。解析受付は平日同様9:00~17:00までです。お仕事で忙しい方は土曜日の診察でご予約ください。ただしデータ解析には平日より少しお時間をいただく可能性があります(データセンターの人員が少ないため)。土曜日の当日解析希望の場合には、前日までにご予約をお願いいたします。

ヘルメット治療の費用について

ヘルメット治療自体は保険適用外のため、自由診療となります。価格の目安は以下の通りです。

治療費用 300000円 (330000円 税込み):2回目以降の外来診察料・検査料などを含みます。

 

また製品サイトもご覧ください。

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