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しゃべりにくい

「急に言葉が出なくなった」「呂律が回らなくなった」といった症状は、私たちの体から発せられる非常に重要な警告サインです。大阪府豊中市の「ばんば脳神経外科クリニック」では、こうした「しゃべりにくい」という症状に対して、迅速な原因究明を行っています。

私たちのクリニックは豊中駅から徒歩3分という立地にあり、梅田からも急行で12分とアクセスが良好です。院内には最新鋭のMRIを完備しており、脳卒中学会専門医・指導医である院長が、即日MRI検査の結果を基に専門的な視点から診断を行います。

しゃべりにくさの背景には、脳梗塞や脳出血といった一分一秒を争う病気が隠れていることが少なくありません。当院では患者さんの不安に寄り添い、丁寧な説明と高度な医療機器を駆使して、早期発見と適切な治療への架け橋となるよう努めています。

しゃべりにくいの原因

しゃべりにくいという症状は、医学的には大きく分けて「構音障害」と「失語症」の2つに分類されます。これらは原因となる部位やメカニズムが異なるため、正確に見極めることが診断の第一歩となります。

構音障害(こうおんしょうがい)

構音障害とは、言葉を理解したり作ったりする能力は保たれているものの、発声に関わる筋肉や神経の異常によって「音」が正しく出せなくなる状態です。いわゆる「呂律(ろれつ)が回らない」状態を指します。

原因としては、脳卒中などによって舌や唇、喉の筋肉を動かす指令が伝わらなくなることや、神経そのもの、あるいは筋肉自体の疾患が考えられます。また、お酒の飲みすぎ(アルコール中毒)や一部の薬の副作用でも起こり得ます。

失語症(しつごしょう)

失語症は、脳の「言語中枢」と呼ばれる部分がダメージを受けることで起こります。音自体は出せても、言いたい言葉が思い出せなかったり、相手の言うことが理解できなかったりする状態です。

「言い間違いが多くなる」「文字が書けなくなる」といった症状も失語症に含まれます。主に左脳の言語を司る領域が脳梗塞や脳出血に侵された際に発生しやすいのが特徴です。

その他の身体的要因

神経や脳の問題以外にも、しゃべりにくさを引き起こす要因はいくつか存在します。私たちは多角的な視点から診察を行い、患者さんが抱える違和感の正体を探ります。

  • 顔面神経麻痺などによる口周りの動きの制限
  • 過度な精神的ストレスや緊張による一時的な声の出しにくさ
  • 加齢に伴う嚥下(飲み込み)機能の低下と連動した発声能力の変化
  • 重症筋無力症などの自己免疫疾患による筋肉の疲労性変化

重症筋無力症とは、神経から筋肉への指令がうまく伝わらなくなる病気で、夕方になると症状が強くなるなどの特徴があります。

しゃべりにくいによって引き起こされる病気

しゃべりにくいという症状の裏には、命に関わる疾患や、予後(よご・・病気のその後の経過)を左右する重大な病気が潜んでいることがあります。特に急激に症状が出た場合は注意が必要です。

脳梗塞(のうこうそく)

脳の血管が詰まり、血流が途絶えることで脳細胞が死滅してしまう病気です。しゃべりにくさは脳梗塞の代表的な前兆、あるいは主症状の一つです。

当院では即日MRIによる検査が可能であり、早期に血管の状態を確認できます。

脳梗塞の詳細については「脳梗塞」のページを参照してください。

一過性脳虚血発作(TIA)

一時的に脳の血管が詰まりかけ、短時間(多くは15分以内)で症状が消失する現象です。「すぐに治ったから大丈夫」と放置するのは非常に危険で、数日以内に本格的な脳梗塞を起こすリスク因子(りすくいんし・・病気を引き起こす可能性を高める要素)となります。

脳出血(のうしゅっけつ)

脳の中の細かい血管が破れて出血し、脳の組織を圧迫する病気です。高血圧が主な原因となります。出血した場所が言語に関わる部位であれば、突然しゃべりにくくなることがあります。

脳出血の詳細については「脳出血」のページを参照してください。

神経変性疾患

時間をかけて徐々にしゃべりにくさが進行していく場合は、脳や神経の細胞がゆっくりと変性していく病気が疑われます。

  • パーキンソン病(声が小さくなり、単調な話し方になる)
  • 脊髄小脳変性症(呂律が回らなくなり、歩行のふらつきも伴う)
  • 筋萎縮性側索硬化症(ALS・・言葉が不明瞭になり、飲み込みにくさも現れる)

脳腫瘍

脳の中にできた腫瘍が、言葉を司る領域や発声をコントロールする神経を圧迫することで症状が現れます。頭痛や手足のしびれ、動きにくさを伴うこともあります。

しゃべりにくいの処置や治療法

当院での治療アプローチは、まず「何が原因でしゃべりにくいのか」を正確に突き止めることから始まります。原因が異なれば、治療法も全く異なるためです。

画像診断と精密検査

豊中市の当院では、最新鋭のMRIを用いて脳の構造や血管の状態を詳細に映し出します。脳梗塞や脳出血、脳腫瘍などの有無を迅速に判断し、緊急を要するかどうかを評価します。

また、頸動脈超音波検査(エコー)を行い、脳へ血液を送る太い血管にプラーク(汚れ)が溜まっていないかを確認することもあります。

急性期治療と専門医療機関への連携

MRI検査の結果、超急性期の脳梗塞など緊急手術や特殊な点滴治療が必要と判断された場合は、速やかに連携する高次医療機関(病院)へご紹介します。当院の院長は日本脳神経外科学会専門医であり、適切な搬送判断と初期対応を行います。

再発予防のための薬物療法

脳卒中の既往がある方や、TIA(一過性脳虚血発作)と診断された方には、再発を防ぐための治療を行います。

  • 抗血小板療法(血液をサラサラにして血管が詰まるのを防ぐ)
  • 血圧管理(降圧薬を用いて血管への負担を軽減する)
  • 脂質異常症や糖尿病の治療(血管内膜の健康を保つ)

リハビリテーションの導入

しゃべりにくさが残った場合には、言語聴覚士によるリハビリテーションが必要となります。当院では病状が安定した後の生活を見据え、近隣の病院やリハビリ施設と連携してサポート体制を整えます。

しゃべりにくいについてのよくある質問

Q1. 症状がすぐ消えたのですが、受診しなくても良いですか?

A1. いいえ、必ず受診してください。症状が数分で消えたとしても、それは重大な脳梗塞の前触れである「一過性脳虚血発作(TIA)」の可能性があります。放置すると、数日以内に大きな発作を起こす危険があるため、早急なMRI検査が必要です。

Q2. 精神的なストレスでもしゃべりにくくなりますか?

A2. はい、ストレスや極度の緊張によって声が出にくくなったり、言葉に詰まったりすることはあります。しかし、自己判断で「ストレスのせい」と決めつけるのは危険です。まずは脳に異常がないことを確認し、その上で心身のケアを考えるのが安全な順序です。

Q3. 検査にかかる時間はどのくらいですか?

A3. MRI検査自体は20分から30分程度です。当院では即日MRI検査が可能ですので、診察と合わせて数時間以内に結果をご説明できる体制を整えています。

Q4. 家族の呂律が回っていないように感じます。どうすればいいですか?

A4. まずは「笑顔を作らせる」「両腕を上げさせる」といった動作を確認してください。もし顔が歪んだり、片腕が下がったりする場合は脳卒中の可能性が高いです。すぐに当院、または救急要請を検討してください。

院長より

「しゃべりにくい」という感覚は、患者さんご本人にとっても、そのご家族にとっても非常に不安なものです。これまで当たり前にできていた会話がスムーズにできなくなることは、生活の質に直結する大きな問題です。

私たち、ばんば脳神経外科クリニックでは、単に病気を診断するだけでなく、患者さんの不安を少しでも軽くしたいと考えています。日本脳神経外科学会専門医および日本脳卒中学会専門医・指導医としての経験を活かし、迅速かつ正確な診断を行うことをお約束します。

豊中駅前という通いやすい場所で、土曜日や日曜日も診療を行っているのは、地域の皆さんが「おかしいな」と思ったときにすぐに相談できる場所でありたいという思いからです。

脳の病気は早期発見が命を救い、その後の人生を大きく左右します。もし少しでも「呂律が回らない」「言葉がうまく出ない」と感じたら、躊躇せず、私たちを頼ってください。最新のMRI技術と画像解析技術を駆使して、全力で皆さんの健康を守るお手伝いをさせていただきます。

当院の受診や検査の流れについては「診療時間」のページ「アクセス」のページをあわせてご確認ください。

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