手や足が動かしにくい
「最近、箸がうまく使えない」「歩くときに足がもつれる」といった症状にお困りではありませんか。手や足が動かしにくいという感覚は、単なる加齢や疲れのせいだけではなく、脳や脊髄、あるいは神経に何らかの不調が起きているサインかもしれません。私たちは、大阪府豊中市の豊中駅から徒歩3分の場所で、こうした不安を抱える患者さんの声を丁寧に伺っています。当院では最新のMRIを導入しており、即日MRI検査が可能な体制を整えています。手足の動かしにくさの原因を迅速に突き止め、適切な治療へとつなげることで、患者さんの日常生活を守るお手伝いをいたします。
手や足が動かしにくい原因
手足が動かしにくくなる原因は多岐にわたりますが、大きく分けると「脳」「脊髄」「末梢神経」「筋肉」のどこかに問題が生じていることが考えられます。私たちの体は、脳からの指令が脊髄を通り、末梢神経を介して筋肉に伝わることで動いています。この経路のどこか一箇所でも障害されると、思い通りに体を動かすことができなくなります。
脳に原因がある場合
脳は体全体の指令塔です。脳梗塞や脳出血などによって運動機能を司る領域がダメージを受けると、反対側の手足に麻痺が出ることが一般的です。特に、急に動かしにくくなった場合は注意が必要です。また、脳腫瘍が徐々に大きくなることで神経を圧迫し、少しずつ動きが悪くなるケースもあります。
脊髄や脊椎に原因がある場合
首の骨(頸椎)や腰の骨(腰椎)の中を通る神経の束である脊髄が圧迫されると、手足の動かしにくさが生じます。当院では、頸椎症や椎間板ヘルニアなどの精密検査にも力を入れており、脳だけでなく背骨の問題もしっかりと診断いたします。
末梢神経や筋肉に原因がある場合
脳や脊髄からの指令を筋肉に伝える「末梢神経」や、実際に動く「筋肉」そのものに原因がある場合もあります。手根管症候群のように特定の部位で神経が圧迫されたり、重症筋無力症のように神経と筋肉のつなぎ目に異常が出たりすることで、力が入らなくなったり動かしにくくなったりします。
手や足が動かしにくいことによって引き起こされる病気
手足の動かしにくさは、放置すると生活の質を大きく下げるだけでなく、命に関わる病気が隠れていることもあります。当院では、日本脳神経外科学会専門医および日本脳卒中学会専門医・指導医の資格を持つ院長が、多角的な視点から病気を特定します。
脳血管障害(脳梗塞・脳出血)
突然、片側の手足に力が入らなくなったり、動かしにくくなったりした場合は、脳梗塞や脳出血の可能性が極めて高いと考えられます。これらは一刻を争う病気です。たとえ症状が一時的に消えても、大きな発作の前触れである「一過性脳虚血発作」の可能性があるため、早急な受診が必要です。
脳梗塞の詳細については「脳梗塞」のページを参照してください。
脳出血の詳細については「脳出血」のページを参照してください。
脊椎疾患(頸椎症・椎間板ヘルニア)
「手先が使いにくい」「歩くときにふらつく」といった症状は、首や腰の神経が圧迫されることで起こります。進行すると、排尿や排便の障害が出ることもあります。当院では脊髄の精密検査も承っております。
脊椎疾患の詳細については「頸椎・腰椎疾患」のページを参照してください。
パーキンソン病
手足が震える、動きがゆっくりになる、体が固まるといった症状が特徴です。脳内のドパミンという物質が不足することで起こる病気で、早期に適切な内服治療を開始することが重要です。当院の脳神経内科でも診察を行っております。
正常圧水頭症
脳の中に髄液が溜まり、脳を圧迫する病気です。「歩行障害」「認知機能の低下」「尿失禁」が3大症状として知られています。この病気は治療によって改善が期待できるため、早期発見が非常に重要です。
水頭症の詳細については「正常圧水頭症」のページを参照してください。
その他の主な病気
- 脳腫瘍・・脳の中にできた腫瘍が運動神経を圧迫します。
- 慢性硬膜下血腫・・頭を打った後、数週間から数ヶ月かけて血が溜まり、手足の動きを悪くします。
- 顔面痙攣・・顔がピクピクし、不随意に動くことで動かしにくさを感じます。
- 手根管症候群・・手首の神経が圧迫され、手の指が使いにくくなります。
ピクピクする症状については「ピクピクする」のページを参照してください。
手や足が動かしにくい時の処置や治療法
「動かしにくい」という症状に対し、当院ではまず徹底的な検査を行い、原因を特定することから始めます。原因によって治療法は大きく異なりますが、当院で提供可能な治療や、提携医療機関への迅速な橋渡しについてご説明します。
精密検査による診断
原因を特定するために最も有効なのがMRI検査です。当院では最新のMRIを導入しており、脳の血管や組織の状態、さらには頸椎や腰椎の神経圧迫の状態まで詳しく調べることが可能です。日本脳神経外科学会専門医の視点で、微細な変化も見逃さないよう読影を行います。
薬物療法
脳梗塞後の再発予防として血をサラサラにするお薬(抗血小板薬など)を使ったり、パーキンソン病に対して不足している物質を補うお薬を処方したりします。また、神経の痛みを和らげるお薬なども、患者さんの症状に合わせて調整いたします。
ボトックス注射(顔面痙攣・肢体不自由)
筋肉が過剰に緊張して動かしにくい「痙縮」や、顔が勝手に動いてしまう「顔面痙攣」に対しては、ボトックス注射が有効な場合があります。当院の院長はボトックス施行医の資格を持っており、専門的な治療を提供しています。
リハビリテーションと生活指導
動かしにくさを改善、維持するためには、リハビリテーションが欠かせません。当院では、日常生活で気をつけるべき動作や、ご自宅でできる簡単なストレッチなどの指導も行っております。また、必要に応じて専門のリハビリ施設へのご紹介も行います。
外科的治療の検討
脳腫瘍や重度の椎間板ヘルニアなど、手術が必要と判断される場合には、適切な高度医療機関をご紹介します。当院の院長は日本脳神経血管内治療学会専門医などの資格を有しており、手術の必要性やタイミングを的確に判断することができます。
料金について
手足の動かしにくさに関する診察や検査は、原則として健康保険が適用されます。以下は、初診時に検査を行った場合の自己負担額の目安です(3割負担の場合)。
| 項目 | 概算費用(3割負担) | 備考 |
|---|---|---|
| 初診料+診察料 | 約1,000円 - 1,500円 | |
| MRI検査(脳または脊椎) | 約5,000円 - 7,000円 | 撮影部位数によります |
| 血液検査 | 約2,000円 - 3,000円 | 項目によります |
| ボトックス治療(自由診療の場合) | 別途お問い合わせください | 保険適用の可否は診察にて判断します |
※お薬の処方がある場合は、別途薬剤費がかかります。また、検査の内容によって費用は前後しますので、目安としてお考えください。
手や足が動かしにくい症状についてのよくある質問
Q1. 突然手が動かなくなりましたが、様子を見ても良いでしょうか?
A1. いいえ、突然の麻痺は脳梗塞や脳出血など、緊急を要する病気のサインである可能性が非常に高いです。たとえ数分で治ったとしても、大きな発作の前兆かもしれません。すぐに当院や救急医療機関を受診してください。
Q2. 箸が使いにくいのは、歳のせいでしょうか?
A2. 加齢による筋力低下の可能性もありますが、頸椎の病気やパーキンソン病などが隠れていることも少なくありません。「歳だから仕方ない」と諦めず、一度MRI検査を受けて原因を確認することをお勧めします。
Q3. MRI検査は予約なしで当日受けられますか?
A3. 当院では即日MRI検査が可能な体制を整えておりますが、予約優先制となっております。事前にお電話やインターネットでご予約をいただければ、よりスムーズにご案内が可能です。緊急性が高いと思われる場合は、まずお電話でご相談ください。
Q4. 腰が悪くても足が動かしにくくなることはありますか?
A4. はい、十分にあり得ます。腰椎椎間板ヘルニアなどで腰の神経が圧迫されると、足に力が入らなくなったり、つまずきやすくなったりします。当院では脳だけでなく、腰椎の精密検査も可能です。
Q5. 手足の震えと一緒に動きにくさがあるのですが。
A5. 震えと動きにくさが同時に現れる場合、パーキンソン病や本態性振戦などの疾患が考えられます。これらは脳神経内科の領域ですので、専門的な診断と治療が必要です。
院長より
手や足が思い通りに動かないというのは、ご本人にとって非常に不安で、大きなストレスを感じるものです。私たちのクリニックでは、その不安に寄り添い、何が原因で不調が起きているのかを明らかにすることを第一に考えています。豊中駅前という通いやすい場所で、日本脳神経外科学会専門医や日本脳卒中学会専門医・指導医としての経験を活かし、質の高い医療を提供することをお約束します。
「こんな軽い症状で病院に行ってもいいのかな」と迷う必要はありません。むしろ、軽い症状のうちに原因を見つけることが、将来の健康を守る鍵となります。土曜日も19時まで、日曜日も午前診療を行っておりますので、お仕事やご予定に合わせてお越しください。提携駐車場もございますので、お車での来院も安心です。豊中市本町にお住まいの方はもちろん、北摂エリアの皆様が安心して暮らせるよう、スタッフ一同全力でサポートいたします。まずはリラックスして、お気軽にご相談ください。
