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ピクピクする

まぶたや口元、あるいは手足の筋肉が自分の意思とは関係なく「ピクピクする」という経験は、多くの方がお持ちかと思います。その多くは一時的な疲れや睡眠不足、ストレスによるものですが、なかには脳の神経が血管に圧迫されることで起こる病気や、神経の伝達に支障が出ているサインであることも少なくありません。大阪府豊中市の「ばんば脳神経外科クリニック」では、こうした「ピクピクする」というお悩みを抱えた患者さんに対し、日本脳神経外科学会専門医としての知識と経験を活かした丁寧な診療を行っています。

当院は豊中駅から徒歩3分の場所に位置し、梅田からも急行で12分とアクセスが非常に良好です。提携駐車場も完備しており、お車でも安心してご来院いただけます。私たちは、高性能なMRIを導入しており、ピクピクする症状の裏に脳の異常が隠れていないかを、当日中に検査・診断できる体制を整えています。特に、顔のピクつきに対して有効な「ボトックス治療」の施行医としての資格も有しており、多くの患者さんの症状改善に努めています。

ピクピクする原因

筋肉がピクピクと動く現象は、医学的には「不随意運動(ふずいいうんどう)」や「筋線維束性収縮(きんせんいそくせいしゅうしゅく)」と呼ばれます。これらが起こる主な原因について、臨床現場でよく見られるケースをご紹介します。

生活習慣や身体的な疲労

最も頻度が高いのは、身体的な負担によるものです。特定の部位が一時的にピクピクする場合、以下のような要因が考えられます。

  • 睡眠不足や過度の肉体疲労・・筋肉を動かす神経が過敏になり、微細な痙攣(けいれん)を引き起こします。
  • 精神的ストレス・・自律神経のバランスが崩れ、まぶたなどがピクピクしやすくなります。
  • カフェインの過剰摂取・・神経系が刺激され、筋肉の収縮を誘発することがあります。
  • 眼精疲労・・パソコンやスマートフォンの長時間使用により、目の周囲の筋肉が緊張して起こります。

神経への物理的な圧迫

脳から出ている神経が、その周囲を通る血管によって圧迫されることが原因となる場合があります。これは顔面痙攣(がんめんけいれん)などでよく見られる原因です。加齢とともに血管が蛇行したり、動脈硬化が進んだりすることで、神経に血管が接触し、その刺激が「ピクピク」という動きとして現れます。

電解質異常や薬剤の影響

体内のミネラルバランス(カルシウム、マグネシウム、カリウムなど)が崩れると、筋肉の収縮を制御できなくなることがあります。また、一部の胃腸薬や精神科のお薬、抗不安薬などの副作用としてピクピクする症状が現れる場合もあります。

ピクピクすることから考えられる病気

単なる疲れだと思って放置していても、症状が長引いたり悪化したりする場合は、背景に特定の疾患が隠れている可能性があります。

片側顔面痙攣(へんそくがんめんけいれん)

顔の片側、特に目の周りから始まり、次第に口元までピクピクが広がる病気です。初期は疲れによるものと区別がつきにくいですが、緊張したときや人と話すときに症状が出やすいのが特徴です。放っておくと目が開けにくくなったり、顔が歪んで見えたりすることもあります。顔面神経を脳の血管が圧迫していることが原因になっていることがあります。

眼瞼ミオキミア

下まぶたの一部が数秒から数分間、ピクピクと動く状態です。片側顔面痙攣とは異なり、範囲が広がることは少なく、通常は数日から数週間以内に自然に治まります。主に眼精疲労やストレスが誘因となります。

眼瞼痙攣(がんけんけいれん)

自分の意思に反して、両方の目が閉じようとしてしまう病気です。ピクピクするというよりは、眩しさを強く感じたり、目を開けているのが辛くなったりします。これは目の異常ではなく、脳内にある運動を制御するシステム(大脳基底核)の機能異常と考えられています。

チック症

主に子供に見られることが多いですが、大人でもストレスなどで発症することがあります。まばたきを繰り返したり、顔をしかめたりといった動作が不規則に現れます。精神的な緊張が強く関与している場合が多いです。

てんかん

手足が体の片側などある程度まとまった範囲の筋肉が痙攣することがあります(痙攣を伴わないてんかんもあります。)。

その他の脳疾患

極めて稀ですが、脳腫瘍や脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)が神経を圧迫している場合や、多発性硬化症といった神経難病の初期症状として筋肉のピクつきが出ることもあります。

脳動脈瘤の詳細については「脳動脈瘤」のページを参照してください。

当院での検査と診断

ばんば脳神経外科クリニックでは、患者さんの不安を迅速に取り除くために、精度の高い検査体制を整えています。

問診と神経学的診察

いつから、どの部位が、どのような状況でピクピクするのかを詳しく伺います。専門的な視点から顔の筋肉の動きや、手足の力の入り具合、感覚の異常がないかを確認します。

当日可能なMRI検査

当院の最大の強みは、高性能なMRI装置を導入しており、予約状況によりますが「即日MRI検査」が可能であることです。顔面痙攣が疑われる場合には、神経と血管の接触をミリ単位で描き出す特殊な撮影を行い、原因を特定します。脳ドックを検討されている方も、こうした症状をきっかけに受診されることが多いです。

脳ドックの詳細については「脳ドック」のページを参照してください。

院内設備の詳細については「院内設備」のページを参照してください。

血液検査

筋肉の活動に関わるミネラル成分のバランスや、炎症反応がないかなどを確認するために、必要に応じて血液検査を実施します。院内検査機器も備えているため、一部の項目については迅速な対応が可能です。

ピクピクする症状への治療法

診断結果に基づき、患者さん一人ひとりのライフスタイルに合わせた治療計画をご提案します。

生活指導と経過観察

眼瞼ミオキミアのように、疲労が原因と判断された場合は、まずは十分な休息や睡眠、目を休めるための指導を行います。これだけで改善するケースも非常に多いです。

内服薬による治療

神経の興奮を抑えるお薬や、筋肉の緊張を和らげるお薬、末梢神経の修復を助けるビタミン剤などを処方することがあります。症状の程度に合わせて調整を行います。

ボトックス注射(ボツリヌス療法)

顔面痙攣や眼瞼痙攣に対して、現在最も一般的で効果が高いとされる治療法です。緊張している筋肉に直接、天然のタンパク質を成分とする薬剤を注射し、筋肉の過剰な動きを和らげます。

  • 効果の発現・・注射後数日から1週間程度で現れます。
  • 持続期間・・通常3カ月から4カ月程度持続します。
  • メリット・・手術をせずに、高い確率で症状を抑えることが可能です。

手術療法(微小血管減圧術)

血管が神経を圧迫していることが明確で、根本的な解決を希望される場合には、手術という選択肢もあります。この場合、信頼できる提携病院の専門医をご紹介いたします。

料金について

「ピクピクする」症状に関する診察や検査は、基本的に健康保険が適用されます。ボトックス治療についても、一定の診断基準を満たせば保険診療として行うことが可能です。

項目 窓口負担の目安(3割負担の場合)
初診料・再診料・処方箋料など 約1,000円 - 1,500円
MRI検査(頭部) 約6,000円 - 8,000円
血液検査 約2,000円 - 3,000円
ボトックス注射(片側顔面痙攣・保険適用時) 約15,000円 - 18,000円

※ボトックス治療の料金は使用する薬剤量や部位によって前後します。また、初診時や検査を同日に行う場合は別途費用がかかります。

ピクピクする症状についてのよくある質問

Q1. ストレスが原因でピクピクすることはありますか?

A1. はい、非常によくあります。ストレスによって自律神経が乱れると、筋肉の微細な収縮が起こりやすくなります。特にまぶたのピクつき(ミオキミア)は、心身の疲れのサインであることが多いです。ただし、数週間続く場合や、範囲が広がる場合は一度受診をお勧めします。

Q2. 受診するのは何科が良いのでしょうか?

A2. 筋肉の動きや神経、脳の異常が関与する症状ですので、脳神経外科や脳神経内科を受診するのが最適です。当院では「脳神経のスペシャリスト」が診断を行いますので、まずはご相談ください。

Q3. ボトックス注射は痛いですか?

A3. 非常に細い針を使用しますので、チクッとする程度の痛みです。注射自体は数分で終わります。当院ではできるだけ痛みに配慮した手法を用いています。

Q4. 脳梗塞の前触れでピクピクすることはありますか?

A4. 一般的に脳梗塞の症状は「ピクピクする」よりも「力が入らない(麻痺)」や「しびれる」といった形で現れることが多いです。しかし、顔の歪みやしゃべりにくさを伴う場合は注意が必要です。

しゃべりにくい症状の詳細については「しゃべりにくい」のページを参照してください。

院長より

「顔がピクピクするけれど、どこに相談すればいいのかわからない」「大したことないと思って我慢していたけれど、人前で気になって仕方がない」と悩まれている患者さんはたくさんいらっしゃいます。顔の痙攣は命に関わることは少ないものの、人とのコミュニケーションに自信が持てなくなるなど、生活の質(QOL)に大きく関わる症状です。

私たちは、日本脳神経外科学会専門医としての知識に基づき、まずはその「ピクピク」が怖い病気によるものではないかをしっかりと診断します。豊中駅前にある当院では、最新鋭のMRIを用いて、血管が神経に触れていないか、あるいは脳の中に異常がないかをその日のうちに確認できる強みがあります。

また、私はボトックス施行医(顔面痙攣)としての資格も持っており、症状に合わせた的確な治療を提供することが可能です。これまで「様子を見ましょう」と言われるだけで改善しなかった方も、適切な診断と治療で驚くほど楽になることがあります。私たちは患者さんの「困った」に寄り添い、丁寧で安心感のある医療を心がけています。豊中市本町という通いやすい場所にありますので、些細なことでも構いません。一人で悩まずに、ぜひ一度ばんば脳神経外科クリニックへご相談ください。

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